8.82021
R55クラブマンのリフトアップ(タイヤホイール編)
趣味の山登りにミニで出かけたいのですが、未舗装路、雪道氷道と、R56系ミニにとっては厳しい条件が多いです。それらを克服でき、かつかっこよくならないかなと、今回試みました。
R60クロスオーバーなどは四駆(ALL4)もあるし、リフトアップも定番ですが、いかんせん車体が大きいので、狭い山道はやっぱり5ナンバー車でしょ、とうい日本事情も併せてのカスタムです。
※あくまでも個人の趣味でカスタムした事例で、パーツの強度など不安な要素も多いので、参考程度にお読みください。
まずは、オフロードっぽくホイールとタイヤを替えてみましょう。
R56系ホイールは、純正なら15インチから17インチ、4穴、PDC100mm、オフセット+42~48あたりです。今回の車両はクーパーSなのでフロントブレーキキャリパーの位置関係もあって一般的な15インチホイールは干渉して組み込めません。したがって、16インチから上の選択となります。
雪道、がれき道を考えると、タイヤは厚いほうが良いので、16インチに決まりです。
色はやっぱりマットな黒がいい。純正ホイールに黒塗装も考えましたが、それでは面白くないし、面倒くさい。
15インチならトヨタやホンダの車両用に作られているホイールが候補に挙がりますが、16インチで4穴で、しかもオフロードタイプのデザインが、これがなかなか難しい、、、。
いろいろ探して、ようやくたどり着いたのが、トヨタライズ(RAIZE)、ダイハツロッキー(Rocky)でした。これらはSUVカテゴリということもあって、オフロードチックなホイールも結構あります。
ハブ径は問題なし、PDCは100、オフセットが+35、、、どうかなぁ、、フェンダーからはみ出ないギリギリかな。そして、買ってから気づいたのですが、、、、ボルト穴は12mm、、、、R56系はボルトが14mm、、、。国産コンパクト車は12mmが一般的なんですね。
こんな感じのホイール。タイヤは標準の195/55からワンサイズ扁平アップの195/60。氷道に強そうなアイスガードの新品3年落ちがヤフオクで安く売られていたのでそれを購入。
この通り、穴は12mmボルト用。ミニのボルトは14mm。加工するか、14mmから12mmに変換するスタッドボルトを組むか、、、ここはボルト穴加工で。
金属加工用ドリルは、一般にハンドドリル用では直径13mmまでしか手に入らないし、しかも値段が高い。
そこでそれ以上の大きな穴加工には、このステップドリルが便利できれいに加工できます。これ自体、5,6千円はしますが薄いものに穴を開けることが多いなら、万能で、一つは持っておきたい工具ですね。
最大15mmのステップドリルなので、貫通させます。普通のドリルよりもまっすぐきれいに穴が開きます。
これでミニのホイールボルトで取付できるようになりました。
さあこれでホールを組み替えて車高がどのくらい上がったでしょうか。
以前は17インチホイールでフロントフェンダーカバーの下端までが65cmほどです。今回の16インチ扁平アップタイヤで66cm。タイヤ直径増分は上がりました。
ホイールのはみだしもギリギリかな、、車検は通りそうな範囲でした。
※ちなみにステアリングを目いっぱい切って未舗装路などを走行すると、タイヤの外側ブロックがフェンダーライナーに触れますので、注意が必要です。
さて次はサスペンションに続きます。