9.12016
R50 ABSコントロールユニット内部故障
R50の初期のタイプ(2002年)でABS警告灯が点灯、ABSコントロールユニットが内部不良の故障コードがでました。
この場合はABSユニットを交換するしかありません。
前期のR50は、ABSユニットがあるところの雨水ドレンがゴミで詰まりやすく、大雨が降ったりするとすぐに水がたまります。
この水が室内に侵入することも多々あるので、おそらくABSユニットを侵すのもこれが原因かもしれません。
特にR50の初期の初期は壊れているイメージが大です。
さて今回は中古のユニットに載せ換えてみます。
2002年の末からのモデルに装着されているユニットが、中古市場にたくさん出回っています。品番違いますが、同じASCであれば装着可能です。
当店では、これが一番作業が簡単かなと思う方法でやってます。
中古を仕入れた時は、それが問題ないか、予めコネクタの延長ケーブルを作っておいて、現車に繋いでみます。問題なければ交換作業に入ります。
ブレーキパイプは左前輪へ繋がるものだけを外します。そうすれば油圧ポンプから外したコントロールユニットが取り出せます。
取り付ける際はピン端子など曲げないように慎重にですね。
今回は初期の初期から初期の中期の部品に交換しましたので、コーディングが必要になりました。部品番号が同じ場合はコーディングは必要ないみたいです。
無事コーディング完了。
あとはエア抜きです。
左前だけ外したのでそこだけのエア抜きすればよさそうですが、万が一を考えて、全車輪ブレーキのエア抜きをしました。
これで無事、ABS警告灯が消灯です。